多様化してきたお葬式の香典袋の姓名の書き方

お葬式の香典袋に書く姓名については結構戸惑うケースもあります。お葬式にあたって妻が夫の代理で出席する場合は、香典袋の下部中央に夫の姓名を書き、左下に一段小さい文字で内と書き添えるのが伝統的な書き方とされています。ただ男女平等社会の進展という観点から夫婦連名で書く場合も増えています。

故人と親交があった会社が香典を包むケースはよくあります。その際、会社名だけを書いてしまうことがあります。しかし遺族にとっては故人とその会社との関係はよく分からないことが多いわけですから、少なくとも会社の代表である社長名を中央に、会社名を右上に一段小さく書くのが礼儀です。

最近では全員はお葬式に出れないなどの理由で何人かで一つの香典袋を包むことも多いです。この場合の姓名の書き方は、通常3人までなら一番右が目上の人で、順番に左に書き記します。目上や目下という関係がない場合は3人で相談して決めます。3名以上の場合は、中央に目上の人や代表となるべき人の姓名を書き、その左に例えばその他五名などと書きます。職場の同僚たちが連名で香典袋を包む場合は、その会社の名前と部署を書き、部署の下に一同と記します。

さらにそれぞれの氏名と香典料の明細を書いておきます。お葬式なのに、一見ドライな感じを抱く方もいるかもしれませんが、遺族側からすれば、正確な情報を得られるのでむしろ助かるのです。遺族が後日御礼状を個人別に出したい場合もあるので各自の住所を記載しておくとより親切になります。